普段から足として重宝しているアドレス110(CE47A)のブレーキパッドがそろそろ限界な感じだったので交換しました

今回は新車からほぼ2年ということでブレーキフルードの交換も同時作業

address-brake

(見た感じあまり残量は無さそう)

 

 

ブレーキパッドの交換はキャリパーの脱着など“分解整備”を伴います

万が一作業ミスがあった場合は非常に危険ですので充分な知識と技能がない場合プロにお願いするのが賢明でしょう

 

また本記事を参考に行った作業の結果生じたいかなる損害も当方は責任を負いかねます 

 

それではさっそく作業に入りましょう

まずキャリパーを外す前にブレーキパッドマウンティングピンを緩めておきます(外さなくてOK)

頭12mmのボルト2本を外せばキャリパーが外せます

キャリパーが外れました

ピンの抜け止めになっているリテーナを外します

そうすればピンが抜けますのでパッドが外せます

新しいパッドをつけるためにピストンを戻したいのですが今回はフルード交換も併せて行いますのでリザーバタンクの蓋を開けておきます

サクサクとフロントハンドルバーカバーを外せばリザーバタンクが見えます

新油は無色透明ですが経年劣化でこんな感じ

キャリパー内に異物が入らないようピストンの周囲は特に念入りに清掃してからピストンを押し込みます

特に工具を使わずとも手でなんとか押し込めました

今更ながら今回使用するブレーキパッドです

Project μ(プロジェクト・ミュー)のECO SPORTS Revo(エコスポーツ レボ)

社外品だとデイトナのパッドがかなり有名だと思いますが今回はちょっとマイナー路線で

新品と比べると摩耗具合もよくわかりますね

シムは付属していなかったので再利用です

摺動部をきっちりグリスアップしてから逆の手順で組み付けていきます

この後フルードの抜き替えを行ったのですが両手を使う作業の為写真はありません

 

ちなみにピストンを戻していますから組み付けたあと、何度かブレーキレバーを握ってパッドにピストンを当ててやらないといけません。

余談ですが以前四輪車のパッド交換を行った際にこの工程を忘れて車を動かしてしまい、ブレーキを踏んでも全く車が止まらず焦ったことがあります。

(ゆっくりでしたのでパーキングブレーキで止めました)

 

作業完了後は増し締め・目視確認をしっかりと行い、念のため家の近所を試走しました。

 

問題なさそうなので作業終了、ただ手間や廃油の処理を考えたら工賃を払ってでもバイク屋さんにお願いしてしまった方が賢いのかもしれませんね。